D神隠し それは昔から伝えられてきた都市伝説。 いろいろな説があるが、最も多いのが、小さな子供に手をひかれて消えていく、というもの。 その消えていくものは人間にとわず、飛行機や車などでも多い。 それは以外に身近で知らないうちにその領域に佇んでいるのかもしれない。 季節は秋。 蝉の声も聞こえなくなり、切なく幻想的な季節になる。 爽やかでやさしい風が街並みをやさしくかけていく。 今の時間は昼の2時だ。 学生はひとつの空間の中で一人の大人を中心に勉強しているだろう。 その町のなかに、ひとつの古い、とても大きな洋館があった。 その住人、ロキと闇野とフェンリルは昼の空気を満喫していた。 ロキとフェンリルはイスに座りながらも見えるまちの景色を堪能していた。 闇野は台所の掃除を楽しそうにしていた。 ロキはここから見える景色がとても気に入っていた。 普段見える街は正面から見てるので、なにも感じないだろうが、上から眺めれば、屋根が淡々と続く、幻想的な景色に変わる。 それが好きなのだ。 フェンリルもこの景色を見ると和むらしく、よくその景色を見ながら寝ている。 そこへその空気をさえぎる音が響いた。 呼び鈴だ。 この時間の訪問者と言ったら、学生の鳴神、まゆら、光太郎は除外され、依頼者だけが浮き出てくる。 ロキは久々の依頼に心を弾ませた。 実を言うともっと景色を眺めていたかったのが、そんなわがまま誰かが聞いてくれるとも思えないので、諦めて闇野が玄関へ向かう後にノロノロとついていく。 ドアのとってに手をかけたときには闇野と依頼者の声が聞こえた。会話までは聞こえないのだが、女性のようだ。 依頼者が気になったので、そのままとってを下に引き、ドアを軽く開ける。そして、そこからあまり距離のない階段の最上段へと向かう。 最上段へつくと、調度闇野が依頼人を案内しているところだったので、ロキと正面で会ってしまった。 来た意味があんまりなかったな~とロキは少し後悔をする。 しかし、それよりも依頼者の方に意識が多く行った。 その依頼者とは、学生でロキが除外した中には入っていないものの、除外した中に関係ある人物だった。 ロキが2度ほど会った事がある人物だ。 光太郎の女友達、ホタルだ。 「こんにちわ、探偵さん」 ホタルはニコッとして言った。 ホタルが依頼に来るのははじめてである。 しかも、その顔からはなにか心配ごととか、考え事とかしている表情が伺えない。 依頼にきたのか疑わしくなったので、直行で聞いてみる事にした。 「今日は依頼に来たの?」 ロキとしては依頼ではなくても嬉しいのだが、依頼のほうが嬉しさは増す。 「そうだよ、依頼!人探し・・のね」 最初の言葉は明るかったのだが、用件を言うと声がくぐもった。 そう話しているうちにリビングにつく。 ロキがリビングのドアをあけ、イスに座るように招く。 闇野は自然と台所に向かい、キレイにしたばかりの台所の中からポットとだす。お茶を入れようとしているのだ。 ロキは早速用件を聞こうとするが、先にホタルが話始めた。 「あのね、今回は人を探してほしくて来たの。」 ロキが言おうとしたのだが、ホタルが言ってくれたので、手間が省けた。 「へぇ~誰?」 「光太郎・・・」 「光ちゃん!?」 ロキは驚いてしまった。変な声をだして。 光太郎といえば、悪知恵のよく働く、敵の多い、天下無敵!といえば大げさなのだが、そのような存在だ。 その光太郎が人探しされるとは・・・ 「行方不明なの?」 ロキが分かっていながらも問う。 「うん、、、ここ10日くらい家にも学校にも来ないの。」 「綺麗なお姉さんにでもひょこひょこ着いて行っちゃったんじゃない?」 ロキが冗談交じりで言ってみるが、今のホタルには通用しないようだ。 「今まで家に帰らないことはあっても学校には来てたんだよ、それが10日もなんて・・・ロキクンなら知ってるかな、と思って・・・」 ホタルがあまりにも深刻なのでロキも真剣に考えるように心がける。 「ごめんね、知らないや・・・」 「そっかぁ・・」 ホタルが悲しい表情をした。 「なにか心当たりある?」 「ううん、それがないの。 あるときぱったり学校にも家にも帰ってこなくなっちゃって・・・」 「光ちゃんの家に電話とかは?」 「ない・・・みたい。」 「そうか、、となると、考えられるのは、誘拐か・・・あるいは・・・」 ロキが深刻な表情をする。 パッタリ消えるということは誘拐という可能性が大きいのだが、金持ちの光太郎の家に電話がないということは誘拐のせんも薄くなる。 そうなるとロキ向けの事件の可能性が濃くなる。 「あるいは?」 ホタルの心臓の鼓動が高まる。 「・・・神隠し・・・」 ロキがボソリとつぶやく。 パッタリと消えるということはよくありそうなのだが、心当たりもく、電話もない。 誰も行方を知らないとなると、やはり神隠しに近くなる。 「神隠し?」 ホタルが呆れたような声をだす。 でもホタルはロキを侮辱してはいないようだ。 「うん、神隠しは都市伝説なんだ。 神隠しは本当に気まぐれにやってくる。 多い例では、道端で突然消えてしまうとか、女の子がいて、その女の子に手をひかれて連れ去られてしまうとか、あるんだよ。 神隠しから帰ってこられるのは早くて1年、遅くて、、永遠だよ。」 ホタルの額に汗が浮かぶ。 二人の沈黙は長く続いた。 ホタルは永遠という言葉に反応したのだろう。 俯いたまま、話し声は途絶えてしまった。 光太郎とホタルは彼女とか、そぅぃぅ恋愛感情の付き合いではない。 光太郎の珍しい女友達だ。 光太郎に女といえば、まず、女友達だなんて言葉は拒否される。 もちろんホタルも光太郎に恋愛感情なんて抱いていない。だからこそ、今回は心配なのだ。 「でも、これは僕向けの仕事だから、安心して?きっと光ちゃん戻してみせるよ!」 ロキの中でホタルを元気付ける事が優先になり、言葉の中では神隠しを決定付けるようか形になってしまった。 「うん、じゃぁ任せるね。できれば・・・・」 「できれば?」 ホタルが曖昧な言い方をしたのでロキが聞く。中途半端は嫌いだ。 「ううん、なんでもないの。」 ホタルが言うのをやめるが、ロキは気になるのでもう一度聞いた。 「できれば?」 ロキがあまりにもしつこい言い方をするので、ホタルも折れた。 「できれば、あと5日のうちに・・・」 「うん、できるだけ頑張るよ。でもなんで?」 ロキが理由を問う。 「ありがとぅ。あのね、あと5日で光太郎が楽しみにしてた文化祭が始まるの。だから・・・」 ロキはホタルと光太郎の間になにかあるのでは?と疑ったが、疑ってどうにかなるようなものでもない。 「そう、ホタルちゃんは光ちゃん思いだね!」 「そうかな?ただ昔からの友達だから!」 本当に友人という関係らしい。口調と顔を見ればよく分かる。 「じゃぁ、任せて。 あ、光ちゃんと最後に会ったのはいつ?」 ロキが探偵らしく質問する。子供だろうがなんだろうが探偵は探偵だ。 「ぇっと、10日前の14日の学校の帰りだよ。 教室で一緒に帰ろうって誘ったんだけど、買いたい本があるってひとりで帰ったんだ。」 フムフムと考えるロキをホタルがマジマジと見つめる。 「じゃぁ、その本屋さんはドコは知ってる?」 「光太郎がよく行くのは駅前の本屋だったよ」 「そこへ行くのに光ちゃんが使う道とか・・・知らないよね・・」 ロキがさすがにそこまで知ってるはずがないと諦めてみるが 「ううん、知ってるよ!前一緒に行ったときに近道教えてくれたから、たぶんそこを通ってると思うよ!」 「へぇ~・・・ねぇ、聞いていい?」 ロキが今言ったホタルの一言で蘇ってきた質問を本人に聞く。 「なに?」 ホタルが快く許可する。 「本当に光ちゃんに恋愛感情とかないの?」 ホタルは目を丸くしてロキを見る。 その後アッハッハと笑い、ロキに話す。 「あるわけないじゃな~い!光太郎とは中学からの親友みたいな感じだもん!」 その態度は明らかに嘘ではなかった。 ロキがなんとなくがっくりする。 なんだつまんないの~という感じだ。 ロキがガックリしているとホタルが静かに言う。 「でも一度は好きになったことあるんだよ?」 ロキが驚く。そんな事予想もしていなかったから。 ホタルが話しを続ける。 「その事は後で光太郎に言ったんだけど、光太郎も同じ時期に私のこと好きだったんだってさ~」 ホタルが愉快に言うのをみてそんなに簡単な話なのだろうか。。とロキは悩む。 「でも、やっぱり光太郎とは友達でいたほうが良いと思ったからね!」 ロキはホタルを優しい目で見る。 「ホタルちゃんは素直でいい子だね・・」 ロキがある子を思い出し、つぶやいた。 ある子とはまゆらでもなくレイヤでももちろんフレイヤでもない。 ―――――ヘル――――― もう自分の近くにどこにもいない彼女。 彼女は誰よりも美しく 誰よりも素直で 誰よりもやさしかった、自分の娘。 その娘とホタルの素直さが重なった。 ホタルにはさっきのロキのつぶやきが聞こえなかったようで、ほのかの笑いを見せている。 「じゃぁ、その近道を案内してくれない?」 +++++++++ +++++++++ +++++++++ +++++++++ ホタルとロキは洋館から5分ほど歩いた街の中にいた。 はたから見ればこの二人は兄弟である。さすがに親子には見えないかもしれない。 さっきから会話がない。 淡々と二人で歩いているだけだ。 ロキはこぅぃぅ静けさは好きだが、なんだか気まずい雰囲気なので、会話を探す。 「あのさ、今日学校は?」 ロキが聞く。本当は知ってもどうでもいいのだが、会話がないため聞いてみる。 「本当はあったんだけどね、なんか急に光太郎のことが心配になっちゃって昼休みにぬけてきちゃった!」 ホタルは本当に光太郎思いだな~とロキは関心する。 それでも恋心はないという。 まったく不思議な話だ。 「ホタルちゃんのサボるときあるんだね~意外。」 「でも光太郎よりはサボらないよ?本当に1年に1、2回だよ!」 ハハッとロキは苦笑する。 前から分かっていたが、光太郎の学校での態度の悪さが目に浮かんだ。 「光ちゃんくらいだったら大変だからね~」 ホタルはコクンと頷く。 「うん、敵ばっかりになっちゃうよ~、先生とか皆敵だね」 ホタルが笑いながら言うが、それは今の光太郎の状況ということで笑っていいのかロキは迷う。 「ってことは光ちゃんは敵ばっかりなんだ?」 ロキはためしというか確認で聞いてみる。 「そうだよ、もてて、女の子とかは光太郎の見方だけど、先生はほとんど敵だよ!でも光太郎は悪い人じゃないんだよ?」 ホタルがロキに言う。 それはロキも十分分かっている。 光太郎は少し性格が悪いけど、根から悪いわけではない。良いところだって悪いところと同じくらいにある。 「そうだね、光ちゃんの大変だね~」 「うん、でもちょっと羨まし・・・・あ、ここ曲がるの」 ホタルが話してる途中で近道の道へとロキを進める。 ホタルの口からもれた「羨ましい」という言葉をロキはしっかりと聞き取っていた。 しかし、それをあえて聞き出そうとはしなかった。 +++++++++ +++++++++ +++++++++ +++++++++ 近道を進んで役1分。 ロキは苦戦していた。 近道とはこのようなものなのだろうが、高校生がこんな道を通るとは思えない。 まず、曲がった先にあったのは大きく広がる壁。行き止まりだった。 ロキはホタルが道を間違えたのかと思ったら、いきなりホタルはその壁を登りはじめた。 ロキはヨジヨジと壁を登るホタルの姿を呆然と見ていた。 高校生が上るよりは小学生が上るのにピッタリの壁だ。 高さも結構あった。 女の子が上るだなんて考えられないのだが・・・現に上っているので否定はできない。 しかし、一番意外なのは、上っているホタルの姿を見ても違和感がないこと。それどころか可愛いとさえ思ってしまう。 ホタルが上り終えて、ロキに手を貸す。 ロキは上に向けて手を伸ばすとホタルがグィッと引っ張りあげてくれた。 結構力がある。 さすが光太郎の友人・・・とロキはまたもや関心するはめになった。 そしてその後、上った壁から見えるのは家、家、家の景色。 そこの屋根にホタルは上り始めた。またロキは手を貸してもらった。 そしてそこからはあまり困難ではなかった。 屋根から屋根に飛び移り、そこはあまり人目がない場所なのでテンテンと渡れる。渡っているトキにホタルが言った。 「いい景色で近道でスリルがあって、最高じゃない?」 ロキはそういう思考のホタルを少し光太郎に似ていると悟った。 ロキは苦笑する。 「ほら、ついた!!」 話しているうちについてしまった。 そこからまた壁に下りて、そこから地へと降りる。 なんだか目的を忘れてしまっていたロキだが、ホタルは忘れてはいなかった。 「なにか分かった?」 突然聞かれて何かと思えば、この道の神隠しのことだと思いつき、考える。 「・・・たぶん、あの行き止まり・・・」 ホタルが軽くため息をついた。 「そっか・・・・」 小さくつぶやいた。 「大丈夫、神隠しは攫われてから13日の間なら攫った場所に居るはずだから。」 ホタルが驚く。 「でも、さっき通ったときには誰も居なかったよ?」 「そうだね、その子は悲しい子なんだ。 居ても居なくても分からないような悲しい子。 かすかに邪気を感じたよ。 だから、光ちゃんはその子に気づいたんだね。それで連れて行かれちゃったんだ・・・」 「・・・助けられる?」 ホタルが心配そうに聞く。 「うん、3日いないならね!」 ロキが笑顔でホタルに言う。 ホタルは悲しそうな表情で笑みをつくり、 「よろしくお願いしますね」 とささやいた。 その表情も自分の亡き娘と似ていた。 ++++++ ++++++ ++++++ ++++++ ロキはホタルと別れた後、一人でそこの行き止まりへと向かった。 時刻は6時。 小学生が歩いているには少しばかり遅い時間だ。 たぶん、まゆらと鳴神が家に来ているだろうが、ロキがいないので退屈しているはずだし、闇野も怯えているはずだ。早く帰らなければ と自分勝手な想像をする。 そこの行き止まりにつく。 しかしただ見ただけでは誰も居ない。 しかし、やはり邪気は漂っている。 ロキは誰も居ないと思われる壁へと話しかけた。 「こんにちわ、暇そうだね。」 ロキはただの独り言のように壁へと話しかける。しかしそれをやめようとはなしない。 「こんなところでなにしてるの?君には帰る場所があるんじゃないのかな?」 ロキが本業の言葉を発した。 「・・・寂しいの」 フッと言葉が聞こえた。 女の子の幼い透き通ったような声。 「そう、寂しいんだ。でもね、そこのお兄ちゃんは僕の友達なの。返してくれない?」 そこのお兄ちゃんとはたぶんロキだけに見えている光太郎のことだろう。 ロキはその女の子のことが見えているようだ。 赤い、スカートの髪はショートカット、身長はロキの肩ほどでとても綺麗な子。 「・・・いや。」 女の子はつぶやいた。 しかしロキの説得は続く。 「返してくれたらもっと友達ができる場所へ連れて行ってあげるよ?」 ロキが交換条件をだす。 女の子が迷うような素振り見せる。 「そのお兄ちゃんは君の事が見えたんだね?」 「うん、、、初めて話しかけてくれた人なの。」 「でもね、その人を大切に思ってる人はもう1人いるんだ、その人もそこのお兄ちゃんを欲しがってるんだよ・・・」 「でも・・・そうしたらまた一人ぼっち・・・」 「だから僕が君の帰る場所へと連れて行ってあげるよ。 君の帰る場所だもの、運命で決まっているのだから、とてもいい場所だよ」 「・・・・・・」 女の子の声が聞こえなくなった。 「じゃぁね。」 ロキは一言つぶやいた。 そしてロキは目を閉じる。 そして軽く開いていくとそこには光太郎が横たわっていた。 女の子はもとの場所へ帰ったのだ。 ロキは天を見つめる。 これ以上自分と同じ気持ちをさせるのいが嫌なんだ・・・ごめんね。 と天に向かって思う。 そしてロキは光太郎の横に立ち、 「光ちゃん」 と一言呼ぶ。 その一言で光太郎の目がソッと開いていった。 「ん。。ぁ・・探偵?」 寝起きは良いようだ。すぐにロキのことが分かり、すぐに起き上がった。 この状況を不思議に思ったが、察しの良い光太郎なだけにすぐに理解できたようだ。 「ありがとな、探偵。」 それだけ呟き、汚れた制服をはらう。 「どういたしまして、というよりホタルちゃんにお礼は言ってよ」 光太郎が不思議そうな顔でロキに向き直ると 「なんでホタルなんだ?」 と問いかけてくる。 「まぁ、いろいろ聞きたいことあるからさ、家で夕飯食べてかない?」 ロキが誘うと光太郎はあっさりとOKをだす。 帰り際、ホタルに会った。 ホタルはロキが光太郎と一緒に居るのを見て、 「どこいってたの?」 と普段と同じような表情で光太郎を怒った。 よくここまで態度を変えられるな~とロキは思ったが、得に気にしない。 あとですべて光太郎から聞けばいいのだから。 そしてホタルが一言。 「ありがとぅ」 光太郎とロキ、どちらに向けていった言葉なのかは分からないがたぶん両方なのだろう。 そして光太郎はホタルに「サンキューな」と言い、その場を去った。 家について、闇野とロキと光太郎で夕飯をとっているときの会話がいつもより数段とにぎやかだった。 「闇野君、鳴神君は?」 「ロキ様がいないと言ったらロキ様を探してどこかに行ってしまわれましたよ」 「へぇ~、、それより光ちゃん」 「なんだ?」 「ホタルちゃんのこと好きだったんだって?」 光太郎が驚いてゴホゴホとむせる。闇野が心配してお茶を光太郎に差し出す。 「・・・なんで知ってるんだよ!!」 「なんでだろうね~」 「ホタルか!?」 「秘密だよ。ホタルちゃんがあそこまで光ちゃんを心配しいてるから不思議に思ってね」 「ホタルとは友達だって!」 「うん、ホタルちゃんの言ってたよ。 でも、本当に心配してたんだよ?文化祭があるからって」 「あ~文化祭か~・・・」 光太郎は照れて話をそらす。それをロキは読み取っていた。 「結構っていうかすごく似合ってると思うんだけどな~?」 光太郎がしばらく考える。 「・・・・あいつとは友達でいたほうが一番いいんだよ」 光太郎もホタルと同じ考えのようだ。 「後悔しないようにね」 ロキはその言葉を光太郎に残し、光太郎も「わ、、分かってる・・・」と呟き夜が始まった。 あとがき 微妙に光太郎とホタルのラブストーリー? 神隠しのいろいろな問題点消えてます。 意味分からなくてごめんなさい・・・ ジャンル別一覧
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